【あらすじ・感想・評価】『タイラー・レイク 命の奪還』(ネタバレ)正直、微妙…

公開:2020年4月24日 (全世界同時配信)
Netflixオリジナル作品

 

目次

<スタッフ>

監督:サム・ハーグレイブ
脚本:ジョー・ルッソ

 

<キャスト>

タイラー・レイク – クリス・ヘムズワース
オヴィ・マハジャン – ルドラクシャ・ジェイスワル
ニック・カーン – ゴルシフテ・ファラハニ
サジュ – ランディープ・フーダー
ギャスパー – デヴィッド・ハーバー
オヴィ・マハジャン・シニア – パンカジ・トリパティ

<あらすじ・感想・評価>

 みなさんいかがお過ごしですか?

ゴールデンウィークにどこにも出かけることができず、少しストレスがたまりますよね。このコロナ騒動が落ち着いたら反動でみんな旅行に行くんだろうな。

おそらく僕も行くと思います。
でも今は自宅で映画を観てどこかに行った気分を味わいましょう!

今回扱うのは今Netflix配信の話題作『タイラー・レイク』。
みなさんも予告などを観て気になっているのではないでしょうか?

本作は誘拐された子供を奪還する傭兵の活躍を描いた作品

何よりアベンジャーズの監督をしたルッソ兄弟がプロデュース、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワーズが主演というだけで期待大ですよね。

監督は「アベンジャーズ エンドゲーム」などでスタントコーディネーターを務めたサム・ハーグレイブがメガホンをとったとのこと。脚本はジョー・ルッソが務めているし期待の陣営。

さらに本作は、1週間で9000万以上の視聴世帯数を記録し、Netflixにおける1か月の視聴世帯数史上最高記録を、わずか1週間で塗り替えたとのこと。

僕も大きな期待を胸に鑑賞しました。

が……正直微妙でした。

五段階評価で言うと、


アクション・・・・・・
クリヘムの格好良さ ・・
ストーリー・・・・・・  1


スポーツ万能でモテるけど、勉強ができない子
って感じですね。

それでは具体的にあらすじや感想をツッコミを交えて語っていきます!
あ、ネタバレも含んでいますので、嫌な人は鑑賞後に読んでみてください。

 

【誘拐されたムンバイの麻薬王の息子】

 

 本作の舞台はインド・ムンバイで15歳のオヴィという少年が誘拐されるところから始まります。なんとこの少年はムンバイの麻薬王オヴィ・マハジャンの息子なんですね。(父親と息子の名前が一緒なのでまぎらわしい)
それで誘拐したのは誰かというとバングラデシュ・タッガの麻薬王アミール。
この2つの麻薬組織は長年抗争を繰り広げてきました。

ムンバイの麻薬王は息子の身代金を請求されますが、現在服役中で、また口座を警察により凍結されているので多額の身代金が払えません。

ツッコミ①:なぜ大金持ちのタッガの麻薬王が身代金を請求するのか?

ムンバイの麻薬王は元特殊部隊員の手下サジュに「お前が息子から目を離したのが悪い。お前の責任だ!お前がなんとかしろ、できなければお前を殺す!」と自分がしてきた悪行を棚上げし、部下に責任を丸投げ。

手下サジュはできなかった場合、家族も惨殺されることがわかっているので従わざる得ません。
(これが組織の暗黙のルール。)

そこで手下サジュは裏社会の案件を専門に活動している傭兵部隊を利用することにするんですね。でも手下サジュにはある思惑ありました。

 

【傭兵タイラー・レイク登場】

 麻薬王の息子オヴィの救出を依頼された傭兵部隊はタイラー・レイクをスカウトします。(はい、イケメンのクリヘム登場です。)

タイラー・レイクは数々の危険な戦闘を渡り歩いてきた元オーストラリアSASの傭兵ですが、どこか陰りがあるんですね。というのも、6歳の息子を亡くしており、どこか自暴自棄なんですね。

なので、敵地タッガに乗り込んで麻薬王の息子を奪還するという危険な作戦もあっさりと引き受けます。どこか自殺願望のようなものも感じます。
(どこか鬱々としたクリヘムも色気があります。)

なんでそこまで危険かと言うと、バングラデシュ・タッガの全員が警察も含め麻薬王アミールの言いなりだからなんですね。よってタッガの全員が敵の状態なんです。もう麻薬王ではなく普通に独裁国家の王様って感じです。

ツッコミ2:果たして麻薬王がこんなに権力を持つことができるのか?

【人質奪還作戦】

 奪還チームはダッガに入り、タイラーだけが身柄の引き渡しのアジトへ通されます。手を縛られた状態で、多数の部下達に銃を向けられるタイラー。

身代金を要求されますが、
「人質の生存を確認した後で身代金を渡す!」と平然と言ってのけます。

ツッコミ③:段取り悪すぎ!

人質の無事を確認したタイラーは部下達を殲滅させ、無事息子オヴィの奪還に成功します。ですが、なぜか救出後も奪還チームに報奨金が振り込まれません。

何度も問い合わせをする中、チームの仲間が一人一人殺されていきます。

自体を把握できない状況で、オヴィを連れて脱出を試みるタイラーに追手が迫ります。その追手というのが手下のサジュなんですね。

【裏切り】

ここで、「奪還チームにタダ働きさせた後に、チームを皆殺しにして、その後、誘拐された息子を連れて帰る」というサジュの思惑が明らかになります。

ツッコミ④:奪還チームは前金とかもらわないの?あと奪還チームが無策で弱すぎる!

誘拐された息子を連れて逃げるタイラー、それを追うサジュとタッガの警察、事態は三つ巴の逃走劇になります。ここの手持ちカメラを使ったワンカット長回しのアクションシークエンスは圧巻でした。
(正直ここの一連のシーンが本作の白眉でありピークでもあります。)

どうにか追手を撒くことに成功したタイラーは自分の亡くなった息子とオヴィを重ね、交流を深め、オヴィを守り抜くことを誓います。

そんな中、オヴィが奪還されたことを知ったタッガの麻薬王アミールは激怒し、タッガ中の交通網を封鎖させ、警察を使ってオヴィを探させます。
なんと、オヴィに懸賞金をかけて一般市民にも探させようとするのですが、条件は殺害でも可になっていました。

ツッコミ⑤:身代金を請求したり、殺害を命令したり誘拐の目的が全くわからない。

ツッコミ⑥:あと、手下のサジュはこういう状況になるのがわかっていたのにも関わらずどうやって逃げようとしていたのか。

果たして、タイラーはオヴィを守り抜きタッガから脱出することができるのか!

【最大のツッコミポイント】

というのが本作ですが、一事が万事、行き当たりばったりで脚本が杜撰だなという印象を受けました。あと何よりも一番感じた違和感が、こういった奪還物にしては少年が大きすぎるんですよね。ここまで大きいと“絶対に命を懸けて守らなければいけない”って感じが薄れるんですよね。
このぐらいの年齢の男の子なら、下手したら自分の力で逃げれそうな気がしてしまいます。

このぐらいの年齢に設定するなら、性別を女性にすればよかったのではないでしょうか?『96時間』なんかそうですよね。また男の子で行きたいなら、小学生でもよかったのでは?

色々と言いたいことはありますが、でもやはり三つ巴の展開や長回しのアクションシークエンスは圧巻でした。監督のサム・ハーグレイブは元スタント出身の人なので、アクションにばかり熱が入っちゃったのかな?

よかったらみなさんも観てみてください。

画像出典:IMDb

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