『ヴェノム』ちょっと変わったヒーロー誕生譚

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『ヴェノム』

・公開:2018

・国:アメリカ

・監督:ルーベン・フライシャー

・出演:トム・ハーディー ミシェル・ウィリアムズ

・制作:コロンビア映画

予告
 ⬇︎

★★★☆☆:アクション

★★★★★:バディ感

★★☆☆☆:熱さ

72

<ストーリー>

 ライフ財団のある人体実験を知ってしまったジャーナリストのトム・ハーディー演じるエディは、ライフ財団の根回しにより仕事をクビになり、あげく彼女にもフラれてしまう。どん底に陥るエディ。そんな中、ライフ財団のやり方に不信感を持つ研究員ドラ博士に依頼を受け、エディは証拠を押さえるべくライフ財団の研究所に潜入するも、そこでひょんなことからヴェノムに寄生されてしまう。果たしてヴェノムは人類の敵かそれとも味方か?

<見どころ>

ファーストコンタクト物×パラサイト物映画

 宇宙から未知の生命体がやってくるというファーストコンタクト物と、未知の生命体に寄生されてしまうというパラサイト物の要素が本作にあり、古典だと「エイリアン」「遊星からの物体X近作だとジェイク・ギレンホール「ライフ」を想起しました。

もっとも一番近のが漫画ですが、寄生生物とバディ化していく展開という意味で「寄生獣」だと思います。

エディとヴェノムの関係性

 ここが今作の一番の魅力であり、愛されるポイントだと思います。

ダメなエディに超人的な力を与えたり、また励まして相談に乗ったりと、とにかくヴェノムは面倒見が良い。まさに黒いドラえもんといった所でしょうか。

 ちなみに相当セリフでのトム・ハーディのアドリブがあったみたいで、ヴェノムとの掛け合いの楽しさはトム・ハーディの功績と言えるでしょう。

またどうかしてるとしか思えない、水槽の中に入ってロブスターを食べるシーンはトム・ハーディーのアイデアです。

ダメ男が立ち上がるヒーロー誕生譚

 この映画は開始してもなかなかヴェノムが出てきません。

前半はほとんどがエディの性格や内面的な弱さを見せることに

終始しています。かなり長めに感じる人もいるでしょうが、前半のタメがあるからこそ後半の展開が活きてくる作りになっています。 

 またエディはホームレスや中国系のコンビニの店員だったり、常に弱者の側に立つ人間として描かれていて、もともと弱者の側の役に立つためにジャーナリストになったのだと伺えます。そんな彼がヴェノムと融合して何の疑いもなく人助けに向かうというのは自然な流れだと思いました。

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<感想>

 ヴェノムの伸縮自在の触手を活かしてのバイクのチェイスシーンや、格闘シーンがとてもフレッシュでしたまたトム・ハーディーの寄生され演技が抜群に良く、ヴェノムの声や姿が見えないときでも、何かに操れてるように見えるんですよ。彼なくしてこの映画は成立し得なかったといって過言ではないでしょう。

 残念だった所はヴェノムが人間側につく動機が不明。また数多の人体実験での失敗を重ね、なぜエディは宿主として適合できたかの論理的な説明が一切ない所が不満ポイントでした。

単に好きになっちゃったからってこと??

また寄生されてもすんなり受け入れてしまう部分には違和感があった。

 ただ、やっぱり一定の面白さをもった映画なのに間違いはないと思います。

点数をつけるとしたら72点といったところでしょうか。

贅沢な午後ローって感じでした。

 今後ソニーでも権利が許す範囲でマーベルヒーローのユニバース化が始動するみたいですね。続編の制作が決定した「ヴェノム」。今後スパイダーマンが登場するか、今後の展開がどうなっていくか期待です。


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